Cadrio3D は、iPhone / iPad で 2D の作図と 3D ソリッドモデリングの両方を行える CAD アプリです。形状は Open CASCADE (OCCT) の B-rep カーネルで作られるため、STEP で他の CAD とやり取りできます。
■ 2D 作図
点・直線・連続線、円 / 円弧、長方形、多角形、曲線、文字を描き、トリム / 延長 / オフセット / 回転 / 移動、角R・面取り、直線 / 円形パターン、ミラーで編集できます。端点・中心・交点・象限点へのスナップ、追跡線、角度スナップに対応。レイヤ、線種、ブロック、ハッチング、寸法・引出線、スケッチ拘束(一致・平行・線上・円上・対称)も使えます。
■ 3D モデリング
直方体 / 円柱 / 球の基本形状に加え、スケッチプロファイルやソリッド面からの押し出し(テーパ・オフセット・曲面への押し出しを含む)、回転体、スイープ、平面接続(ロフト)、シェル(肉抜き)、フィレット(可変R対応)、面取り、抜き勾配、ねじ(穴・めねじ・おねじ/規格プリセット)、ブーリアン(合体 / 切断 / 共通部)、ミラー、パターン複製に対応します。移動・回転・拡大はギズモと数値入力の両方で行えます。
■ 図面シート
ペーパースペースで投影ビュー・寸法・断面図・ハッチングを配置し、PDF または DXF で出力できます。
■ 確認・検証
質量特性(体積・表面積・重心・質量)、部品表(BOM)と数量集計、部品同士の干渉チェック、形状を変えずに内部を見る断面ビューを備えています。
■ ファイル
読み込み: DXF / STEP / STL / JWW / Cadrio 形式 (.cr3)
書き出し: STEP / DXF / .cr3、図面シートから PDF・DXF、3D プリンタやメッシュ系ソフト向けに 3MF・色付き OBJ
写真や図面スキャンを下絵として配置し、2 点間の実寸を入力して縮尺を合わせることもできます。
■ 機構シミュレーション
回転・直動・球・固定のジョイントとモーターを設定し、物理エンジンで動きを再生して確認できます。
■ スキャンと AR
LiDAR 搭載機種では、物体スキャン(フォトグラメトリ)と空間スキャンを STL として取り込めます。作った立体を AR で現実空間に置いて大きさや納まりを確認できます。スキャン寸法には誤差があるため、既知の寸法での校正をおすすめします。
■ AI 連携(MCP サーバー)
アプリ内蔵の MCP サーバーを有効にすると、同じ Wi-Fi 上の AI クライアント(Claude Code、Claude Desktop、Cursor など)からソリッドの作成・編集を実行できます。通信はローカルネットワーク内で完結し、AI が行った操作もアプリの「元に戻す」で巻き戻せます。
■ 操作
タッチと Apple Pencil に対応。iPad ではシステムキーボードの代わりにアプリ内蔵の数値パッドを使うため、画面を覆われずに作図と数値入力を並行できます。
■ 価格
基本機能は無料です。無料版ではアプリ内に保存できる図面が 1 件までで、ファイルへの書き出しとライブラリ保存は利用できません。Cadrio Pro(月額・年額・買い切りから選択)で、無制限のアプリ内保存、STEP / DXF / .cr3 のファイル書き出し、図面シートからの PDF / DXF 書き出し、ライブラリ保存が解除されます。
対応言語: 日本語・英語